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2011年1月23日 (日)

スーパースター・ヒーラー ハリー・エドワーズ(1)

 『シルバーバーチの霊訓』を読み始めたのは20年以上前のことなのですが、その中で、ときどき、知ってて当然という感じで出てくるハリー・エドワーズって何者なのか、さっぱりわかりませんでした。確か、あの世に行かれてからも登場されていたような気がします。

 ハリー・エドワーズ(1893-1976)が、魔法界におけるハリー・ポッターのごとく(名前が似てるのは偶然?)、イギリスで知らない人はいないぐらいの超有名スピリチュアル・ヒーラーだと知ったのは、ずっと後のことでした。

 イギリスでは、スピリチュアル・ヒーリングも保険の対象になると言われていますが、そこに至るまでに、ハリー・エドワーズの功績が大きな役割を果たしているのは、おそらく間違いないでしょう。

 日本語で読める彼の著書としては、梅原隆雅訳による『霊的治療の解明』(国書刊行会)がありますが、残念ながら絶版で、古本でもプレミアが付いてしまって、簡単には入手できません。先日、図書館で借りることができたので、早速読んでみました。ちなみに梅原隆雅さんとは、あのフレデリック・マイヤーズの『不滅への道』や『人間個性を超えて』を翻訳された梅原伸太郎さんと同一人物です。

 この本の「著者まえがき」がとても印象的です。少し引用します。

 この著がまさに印刷に付せられようとしている現在(いま)、霊的治療が医学界から認知されるという画期的進歩のニュースがやって参りました。
 1959年9月に一通の手紙が、英国霊的治療家連盟からロンドンの諸病院の当局者あて差し出されたのです。その手紙は、患者の要求があったときには、連盟から派遣される会員が病院を訪問し、病院の指示下、訪問した時点における通常の医学的判断に沿って霊的治療を受けられるよう許可を求めたものでした。また治療の方法は、治療祈念と「手を置くこと」によってなされることになっていました。
 11月30日までに、これらのうち22人の病院当局者がこの要請に許可を与えました。こうした結果、現在では200ほどのロンドンの病院が公式に霊的治療を受け入れているのです。保健省のあるスポークスマンは、この権利は牧師に与えられるのと同じ基盤で保証されるべきだと言いました。
 この前進的な運動の公式発表が最初になされたとき、英国医師会の一代表はこの計画への反対を表明しました。しかしその後、医師会は、治療家連盟の意図や病院を訪問する治療家によって遵守されるべき規則について詳しく知り、その結果、英国医師会の事務次長が、連盟の申し出は、かれらの懸念を鎮めたとの書簡を寄せてきました。そればかりか、彼は未だ協力していない病院に対しても連盟の要求を強めるようにとの、実際的な助言までも与えてよこしたのです。
(中略)
 かくして、史上初めて、医師団と霊的治療家の間にある種の協力ができるでありましょう。このことは計り知れない効果を持ちます。総合医学評議会の定めた医師が霊的治療家との協力を禁止する条項を修正する必要が生ずるでしょう。(原注:1977年、総合医学評議会は、医師が自分が必要だと考える医学的処置に責任を持ち続けるという条件で、英国霊的治療家連盟の会員である治療家の援助を求めることを奨めたり、同意したりしてもよい趣旨の声明を発表した。)
(以下略)

 まさに、スピリチュアル・ヒーリングと医学との協力関係が始まった歴史的瞬間ですね。きっとこの延長上に保険適用もあるのでしょう。

 『霊的治療の解明』を読み進んでいくと、エドワーズが、医師たちに対して、ヒーリングの現場でその効果を検証をするように繰り返し呼びかけてきたことがわかります。医師たちからの非難や反発に耐えながら、彼が実績を積み重ねていった結果、その努力が少しずつ実を結んでいったのでしょうね。

 エドワーズの尽力には本当に頭が下がります。

 次回は彼の考え方で印象に残ったところを紹介してみます。

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